非常食、準備してますか?
地震のニュースを見ると、ああ用意しなきゃと思いつつ、実際に購入しようと思ったら何がいいのかわからなくて、先延ばしになっている、そんなことありませんか?
非常食の選び方のポイント
何をそろえたらいいのか?
何日分、どれくらいの量が必要か?
ポイントを抑えて、非常食を準備してくださいね。
非常食の選び方のポイント
非常食はたくさんの種類があります。
その中から、何を選んだらいいのか迷ってしまいますね。
非常食を選ぶポイントは2つ
1つめは、何が必要かは時期によって変わるので、災害直後(災害発生から3日間)、3日後~1週間くらいと期間をわけて必要なものを準備する。
2つめは、すべてを専用の非常食でそろえるのではなく、普段、食べているレトルト食品や缶詰など、冷蔵庫に保存不要のものを買い置きし、賞味期限前に食べ、その分を新たに補充するようにする。
この2つです。
時期によって、状況によって必要な非常食は違います。
災害直後は、電気、水道、ガスが使えないこともあります。
時期を考えて非常食を準備することで、ライフラインがストップした状態でも食べるものがないという事態を避けることができます。
また、全て専用の非常食でそろえると、値段もかかりますし、災害時に普段食べなれないそれらのものを食べ続けることはストレスもたまります。
普段使う食品の買い置きなら、自分や家族も食べなれているし、好きなものをそろえることもできます。
非常食、何がいい、必要なものは?
上に書いた2つのポイントにそって必要なものを紹介しますね。
時期を考えてそろえる
★震災直後~3日間
この期間は、電気、ガス、水道のライフラインが止まってしまうことが考えられます。また、災害救助も人命救助が先決なので、救援物資が届かない可能性も大きいです。
そのため、災害直後~3日分は、火や水を極力つかわず、簡単に食べられるものを準備します。
また、持ち出すことを考え、少量で高カロリーのものをそろえるとよいでしょう。
専用の非常食やあたためなくても食べられるおかゆなどのレトルト食品、缶詰、クラッカーやビスケットなどお菓子、カロリーメイトなども軽くて持ち運びがしやすく便利です。
★3日後~約1週間後
だんだん、電気が回復してくる時期です。
飲料水をしっかりと準備しておけば、かなりの食品を食べられるようになります。
無洗米があれば、炊飯器でご飯が炊けますし、レンジやホットプレート、カセットコンロを使うことで麺類(パスタ、そうめん、うどん)などもゆでられます。
おかずになるカレーやおかず系のレトルト食品、フリーズドライの食品、インスタントラーメンなど、食べられる食品が増えます。
ただし、水道が復旧するまでは、洗い物はできないし水は貴重です。
お皿にラップをかけて食べるなど工夫が必要です。
また、災害が落ち着くにしたがって、食事についても、より普段に近いものや野菜などが食べたくなってきます。野菜の不足は健康にも被害があります。
主食やおかずとなるものだけでなく、フリーズドライの野菜やミカンなどフルーツ類の缶詰など、種類を多く日常品のストックでそろえておきましょう。野菜ジュースもあればよいです。
非常食はどれくらい、何日分必要?おすすめは?
非常食は、最低3日分の準備は必要です。
今までの災害時には、3日後くらいから救援物資も届きはじめています。
とはいっても、それだけに頼るわけにはいきません。
少なくとも家族みんなが1週間食べられる量のものを確保したいところです。
我が家(大人2人、子供2人家族)でそろえているものの量です。
おすすめも紹介しています。
水
1人、1日に2~3リットルが必要と言われています。
3リットル×4人で12リットル。
1日に2リットルのペットボトルが6本が必要になります。
我が家は、1箱に2Lが6本入りのミネラルウォーターを5-7箱ストックしてます。
災害後3日間に必要になりそうなもの
非常食(アルファ米) 1~2日分
おいしい、値段も手ごろで、味の種類もあるこちらのマジックライスを15袋。
>>アルファ米 非常食 マジックライス サタケ
カロリーメイト類 12本入りを2袋
レトルトのおかゆ 6個
クラッカー、お菓子類(チョコレートやビスケット、おせんべいなど)
缶詰(ツナ、焼き鳥などおかず系とミカン)
レトルトのおかゆは冷たくても美味しく食べられるので重宝します。
1時間ほどお腹で温めると、ほんのり暖かくなるそうです。
(昔テレビでやってました、試したことはないですが。。。)
アマノフーズのフリーズドライお味噌汁は、インスタントと思えなくくらい具材もしっかりしていて美味しいです。
震災にあわれた方が、あたたかいお味噌汁を飲んだとき、ほっとしたと言ってました。
準備してみてはいかがでしょう?
3日後~1週間に必要になりそうなもの
カップラーメン 6個
カップ焼きそば 6個
おかず系の缶詰
(サバ缶、さんまのかば焼き、焼き鳥、ツナ缶など10缶程度)
フリーズドライの野菜乾燥野菜は種類も豊富で値段もお手頃なこちらを常備してます。
普段使いもできます。
>>フリーズドライ野菜各種
フリーズドライの味噌汁、スープ
ミカンなどフルーツの缶詰 数個
子供用のレトルトカレー、ミートソース 6箱
(アンパンマンなどの子供用のものは温めな不要なので重宝します)
レトルト食品 6~10箱
(カレー、親子丼、八宝菜などおかず系、あたため不要のものが便利)
パスタ、そうめん、うどんを各2袋
調味料(めんつゆ、マヨネーズ、ケチャップ)
ストックが1本あるように。
無洗米
ふりかけ(ふりかけがあればおにぎりになるし、ご飯もこれだけで食べられます)
野菜ジュース、トマトジュース 1リットルを3,4本
おせんべいやチョコレート、ゼリーなどのお菓子なども買いすぎない程度に、普段食べるものを常備してます。
まとめ
いかがでしたか?
私が備えているものをずらずらと書きましたが、実は、非常食のために購入しているのは、1~2日分の非常食(アルファ化米)とカロリーメイト、そしてフリーズドライの野菜くらいです。
非常食とカロリーメイトは、災害後~3日を考えたときに、そのまま食べられて携帯できることを条件にすると普段使うもののストックでは難しいかなと考え購入しました。
フリーズドライの野菜は、災害を経験した方が「非常食を食べ続けるのはつらい。3日目にフリーズドライのほうれんそうにめんつゆかけてを食べたとき、心からホッとした」と言っていたからです。
フリーズドライの野菜は、普段の料理にも使いやすいので、賞味期限近くになれば、料理に使います。
その他は、普段使うものをストックしているだけ。
水だって置き場所さえ確保して、一度まとめて購入すれば、あとは使った分を補充するだけです。
いつ、大型地震がおこるかわかりません。
なんとなく買いだめするのではなく、必要なものを意識してストックするだけで、いざというときの役立ち方は違うと思います。
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