夏になると、保育園、幼稚園、小学校で流行する「手足口病」。
登園していいのかについて、病院と幼稚園や保育園の先生が言ってることが違って、どうしたらいいか迷ってしまうことも。
手足口病にかかってしまった場合、登園許可書は必要なのか?いつから登園する?プールはいつから入っていいのか?お伝えします。
手足口病に登園許可証は必要?
手足口病にかかってしまった場合、医師の登園許可証(治癒証明書)が必要かどうかは、それぞれの保育園、幼稚園などによって違います。
というのも、手足口病は法律で決められた出席停止となる病気には含まれておらず、各学校と教育委員会の判断で対応を決めることなっている病気です。
そのため、地域や各保育園、幼稚園によって登園許可証が必要な所とそうでないところがあります。
そんなことから、病院では熱が下がれば行っていいと言われたのに、保育園からは治癒証明をもらってくださいと言われたということも起こります。
その場合は保育園に従いましょう。
子供の通っている保育園に登園許可証が必要かどうかは、入園案内などに書いてありますし、わからなければ保育園に確かめましょう。
手足口病はとても感染力の強い病気ですが、病状自体それほど重いものではありません。
また、手足口病の原因となるウィルスは60種類以上もあるため、どのウィルスに感染したかや個人の状態によって、湿疹や発熱の症状も軽かったり、重かったりさまざまです。
病院では、風邪と同じような考えで、熱が下がれば湿疹があっても登園して大丈夫ということが多いようです。
手足口病はいつから登園する?
手足口病は感染力の強いウイルス。
保育園や幼稚園で他の子供に移してしまわないかも気になり、いつから登園していいのか迷うところですね。
基本的には、熱がなく本人が元気なら登園できます。
(登園許可証が必要な保育園の場合は、許可が出てからです)
娘がかかったときにも、熱が下がれば行ってもいいとお医者さんには言われました。
手足口病の発疹、赤いぶつぶつの症状はだいたい1週間ほどで治りますが、その後も1か月ほどは便のからウイルスは排出されるため、その感は他の子供にうつしてしまう可能性があります。
とはいえ、最も感染力が高いのは熱や発疹の症状があるときであること、完治するまで1か月休ませるほどの病気かというとそれほどのものでもないため、風邪と同じように熱が下がれば登園可能となっています。
ただ、口の中に発疹があり、痛くて食事ができない、ぐずるような状態であれば、熱が下がっていても様子を見てお休みしたほうがいいでしょう。
子供にとっても大変だし、食事ができないと脱水症状になってしまう可能性もあります。
登園許可が不要な保育園でも、熱がない、食事がしっかり食べられるを条件としているところが多いようです。
手足口病、プールはいつからやっていいの?
プールをいつかやってもいいとするかも、迷うところです。
病院では、熱が下がって本人が元気ならプールはやっていいよと言われることが多いようです。
でも、熱が下がっていても、症状があるような場合、体調が良くないときは、プールをお休みしたほうがよいかと思います。
他の子への感染の心配もありますが、体の抵抗力、免疫力も落ちています。
そんなときにプールをやると、ぶり返してしまったり、他の病気をもらってしまったりということも考えられます。
熱が下がったらOKではなく、親が子供の様子をしっかりみて判断しましょう。
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