長野県諏訪地方で7年ごとに行われる御柱祭。
日本三大奇祭の一つで、中でも樹齢200年以上の巨木が坂を下る木落としは毎回死者が出るほどのお祭り。御柱は、寅年と申年に行われ、次回は2016年になります。
御柱祭2016の上社、下社の日程、木落としはいつか、木落としの有料観覧席についてご紹介します。
御柱祭2016 上社、下社の日程は?
御柱は、諏訪大社のお祭りです。諏訪大社には上社(諏訪市)、下社(下諏訪町)の2社があり、上社には本宮と前宮、下社には、春宮と秋宮という、それぞれ2つの宮があります。
それぞれの宮に4本ずつ立てられるので御柱は全部で16本あります。その御柱を山から曳いて建てる祭りが御柱祭りです。
御柱祭は、上社、下社と別々の日程で行われます。
御柱祭 上社の日程
山出し 4月2日(土)・3日(日)・4日(月)
里曳き 5月3日(火)・4日(水)・5日(木)
上社宝殿遷座祭 6月15日(水)
御柱祭 下社の日程
山出し 4月8日(金)・9日(土)・10日(日)
里曳き 5月14日(土)・15日(日)・16日(月)
下社宝殿遷座祭 5月13日(金)
御柱 木落としの日程は?
御柱の一番の見どころともいえる「木落とし」は、10t近い樅の木の御柱が急な坂を下るものです。
木落としは、上社、下社とも山出しの期間中に行われ、8本の御柱が急な坂を下ります。上社、下社の木落としの場所は別々です。
御柱木落としの日程
上社 4月3日(日)、4日(月)の2日間
3日、4日とも4本ずつの御柱が木落としされます。
下社 4月8日(金)、9日(土)10日(日)の3日間
8日は3本、9日は2本、10日は3本の御柱が木落としされます。
御柱祭の木落とし、有料観覧席の発売はいつ?当日席や無料席は?
御柱の木落としは、上社、下社ともかなり混雑します。木落としが行われる木落とし坂は山間にありもともと狭い場所の上、当日は多くの人が訪れます。
前回、2010年の御柱では、混雑のため。徒歩の人ですら途中で身動きがとれなくなり、会場までたどり着けなった人も多くいました。
木落としには、見るなら有料観覧席を前売りで手に入れるのがおすすめです。特に、下社の木落としでは前回あった当日席や無料席がなくなりました。
御柱は上社8本、下社8本の木落としが行われますが、有料席は1本毎の交代になります。また、有料観覧席の1/3ほどは長野県民枠として販売されることになっています。
上社木落としの有料観覧席発売日程と料金
料金:5800円
販売日程と購入方法:
長野県民枠は、平成26年1月中旬ころに詳細が発表され、2月中旬に往復はがきで申し込む。
その他は、宿泊とセットで販売され、チケットのみの販売はないそうです。
下社木落としの有料観覧席 発売日程と料金
料金:席による
SS席7000円、S席6000円、A席5000円、B席3000円
販売日程と購入方法:
長野県民枠は、往復はがきで申し込み、抽選となります。
応募期間は、平成28年1月18日(月)~2月1日(月)必着。
長野県民枠以外は、インターネットで申し込みになります。
応募期間は、平成28年1月18日(月)~2月1日(月)23:59まで。抽選発表は2月18日になります。
御柱のホームページの申し込みページから応募します。
下社の木落としは、駅から場所までが山道で距離もあるため行くのが大変と言われていますが、有料観覧席を購入した方は、専用のシャトルバスで木落としの会場に行くことができます。
前回の御柱(2010年)では、当日席や無料観覧席がありましたが、今回はどちらもありません。下社の木落としを観覧するには、有料観覧席のチケットが必要になります。
御柱のチケット申込み方法詳細は、御柱のホームページにあります。
また、まだ、はっきりしていない部分(特に上社)は、詳細が決まり次第、御柱のホームページで発表になります。
御柱ホームページ⇒http://www.onbashira.jp/
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