冬は風やウイルス性の病気が流行しやすい季節。
それを防ぐためにも空気清浄機を購入する人も増えています。
でも、空気清浄機は目に見えない空気をきれいにするものなので、
効果を実感しにくく、選ぶのが難しいところがあります。
電気屋さんの売り場にいってみたものの、どれを選んだらいいのかわからない。カタログを見たけどさっぱりわからないという方も多いと思います。
空気清浄器を選ぶときに、何を基準に選べばいいのか、また、加湿つきとなしの違いをまとめました。
選ぶ基準は「清浄時間」
空気清浄機を買うときに一番大切なポイントは清浄機能です。
その清浄機能を表しているのが、パンフレットなどに書かれている「清浄時間」。
一般的には「8畳を○分」というように記載されています。
空気清浄器、どれにするか迷ってしまったら、まずこの部分を比較しましょう。
時間が短いほうが高性能です。
洗浄時間って何?
清浄時間は、空気清浄機の適用床面積を基準に計算されています。
適用床面積というのは、規定の粉じん濃度の汚れを、30分で清浄できる部屋の広さの目安を表しています。
日本電気工業規格で定められている項目なので、メーカーによって算出方法がちがうということはありません。
例えば、適用床面積「~40畳」とあるのは、40畳の部屋用というわけではなく、40畳の部屋を30分で清浄する能力があるという意味です。
カタログに記載されている清浄時間は、この適用床面積を元にして、8畳の部屋なら何分で清浄するかを計算した数値です。
つまり適用床面積が大きいほど清浄時間は短くなり、清浄機能が高い空気清浄機となります。
空気清浄機の選び方、8畳の部屋なら適用床面積8畳でいい?
8畳の部屋で使う場合、適用床面積の8畳用を選べばいいというわけではありません。
上に書いたように、適用床面積8畳というのは8畳用という意味ではなく、8畳の部屋を30分で清浄でいるという意味だからです。
予算の許す限り、適用床面積が広い(=清浄時間の短い)ものを選ぶのがおすすです。
空気清浄器は空気をきれいにした後は、自動的に静音モードに切り替わって運転します。
そのため、適用床面積が広い(清浄時間が短い)ものほど、一番電気を必要とするフル稼働時間が短く、電気代節約にもなるし、静かな時間が長くなります。
加湿機能もついていたほうがいい?
加湿機能がついたものとついていないものでは、お手入れやフィルターの交換にかかるお金に違いがあります。
加湿機能のついたものは、多くの音がフィルター10年交換不要と書かれているものが多いです。
ランニングコストがかからず費用的にはよいのですが、加湿フィルターはカビが生えやすいため、定期的に掃除することが必要です。
加湿が不要になった時期に、フィルターそ掃除し忘れてカビだらけになったということが起こりやすいです。
一方、空気清浄機能だけのものは、加湿機能付きのような手入れは必要ありませんが、定期的にフィルターの効果が必要なものが多く、ランニングコストがかかります。
必要な機能とコスト、手間を勘案して選びましょう。
まとめ
★空気清浄器は清浄時間が選ぶポイント
時間が短いものほど性能が高く、予算の許す限り性能が高いものをえらぶのがおすすめ。
また、性能が高いものの方がフルパワー稼働時間が短く省エネ。
★加湿機能付きの空気清浄器は、
お手入れ必要、定期的なフィルター交換不要、ランニングコストは低い。
★加湿機能なし
日頃のお手入れ不要、定期的なフィルター交換必要、ランニングコスト高い。
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