女の子の健やかな成長を願うひな祭り。
初節句には、両親や義両親を招いて食事会やお祝いすることも多いです。
そんなときに、困ってしまうのが料理のメニュー。
ひな祭り料理の定番にはどんなものがあるのか?
初節句のお祝いらしく、しかも簡単にできるメニューをご紹介します。
ひな祭り料理の定番って?意味は?
ひな祭りの料理と言えば、思い浮かぶのがちらし寿司やはまぐりのお吸い物。
その他に料理ではないですが、菱餅やひなあられ、白酒などがあります。
定番の料理、ちらし寿司やはまぐりのお吸い物の意味、由来は、
★ちらし寿司
ちらし寿司は、実は、ひな祭りの定番料理ではありません。
食べられるようになったものここ最近のこと。
ただ、昔からお祝い事やお祭りには、きれいに飾ったお寿司を作る習慣が日本各地にありました。地方によってバラ寿司だったり、押しずしだったり、太巻きだったり。
それが、現在は、メーカーやスーパーの宣伝などもあり、簡単に作れるちらし寿司に変わってきたということのようです。
ちらし寿司の具材には、縁起がいいものが使われることが多いです。
例えば、えび(腰が曲がっても元気・・長生きの象徴)
れんこん(たくさんの穴が先を見通す)
マメ(健康でマメに働ける)
★はまぐりのお吸い物
はまぐりの貝殻は対になっている貝でなければピッタリとフタがあいません。そこが、仲の良い夫婦を表す、女性の貞操を守るという意味があります。
ひな祭り料理 初節句のお祝いはどんなメニューにしたらいい?
ひな祭りや初節句のお祝いメニューは、ひな祭りらしいもの、春らしい旬の食材を使った料理、お祝いにふさわしいメニューにすると、義両親などをお招きするときも安心です。
手間がかからないのにきちんと見える、ひな祭り料理 簡単メニュー
・ちらし寿司
・はまぐりのお吸い物
・茶碗蒸し
・小鯛の塩焼き
・菜の花のおひたし
・果物(いちご、デコポンなど)
・ひな祭りケーキ
・桜餅
ひな祭りの定番料理と言えば、ちらし寿司とはまぐりのお吸い物。
ちらし寿司の元を使えば簡単にできます。
アナゴやイクラなどを具材やデコレーションに使うと豪華になります。
お祝い料理の定番であるタイの塩焼き。
人数が多くなると焼くのが大変という場合には、お刺身の盛り合わせにすると、豪華になるし、手間がかかりません。
菜の花のおひたしや桜餅は、春らしいメニューで簡単にできるので、おすすめです。
ちょっとの手間で、春らしく、おもてなし感をだすなら「桜湯」を食事の前に出すのがおすすめ。
桜湯用の桜の塩漬けは、スーパーなどで瓶詰で売っています。
お湯にといて出すだけで、春らしく、おもてなし感がアップします。
その他には、お祝いということなら、赤飯をお土産にするのもいいでしょう。
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